少し前ですが、2013年のユニセフの調査で「オランダの子どもは世界で一番幸せな子ども」と発表されたそうです。その調査ではアメリカもイギリスも順位はかなーり低いとのこと（日本は6位）。

この本はアメリカ出身&イギリス出身で、オランダで子育てをするママ2人の視点で書かれています。アメリカとイギリスの子育てとオランダの子育てが、どんな風に違うのか、どうしてオランダの子どもたちは世界１幸せなのか、ということがわかります。

読んでいると、日本の子育てもどちらかというとアメリカ寄りで、小さな頃から競争が身近にあるのかなぁと感じました。

子どもの幸せのために！と親が必死になることが逆効果を生んでいる、というのは何とも耳が痛い話しですし、難しいですね。（自戒も込めて…）

もちろん、少し前にオランダでしばらく子育てしていた、という日本人のママと話す機会があり、実際どうなんですか～？と伺ったら、そんなにバラ色でもないよ～という返答だったので、どの環境もそれぞれの長所短所があるんでしょうけれど。

でも子どもとの接し方のヒントにはなるかなぁと思います。

本紹介