取材レポート第6弾! 猫カフェで保護猫のこと、教えてもらいました。

取材先 猫カフェみーちゃ・みーちょ さん

昭和町にある「猫カフェみーちゃ・みーちょ」の店長・前さんに、保護猫のことを教えてもらいました。きっかけは、子ども記者のメンバーが子猫を保護したこと。そこからみんなで猫のことをいろいろと学びました。「おおさかわんにゃんセンター」というところがあること(住之江区にあって、コロナ前はふれあいイベントなどをしていた)、まちねこのこと(地域の人たちが協力して赤ちゃんが生まれないように手術してから街で暮らしていく猫たちのこと。耳のギザギザがその印)などを知ることができました。後日「こないだまちねこ見たよ!」とレポートしてくれたメンバーも。

 今回は、これまでとは違ったスタイルの取材になり、事前に子どもたちが質問を考え、文書で回答いただきました。後日、カフェの写真を撮りに伺わせていただきました。


猫カフェ みーちゃ・みーちょ

〜里親募集もしている猫カフェ〜

住所:大阪市阿倍野区昭和町1-9-9

TEL:06-7509-4641

営業時間:平日13:00〜20:00(LO19:30) 土日祝13:00~19:30(LO19:00)

定休日:水曜日

※現在、ドリンクメニューの提供は休止中

ホームページ http://www.micia-micio.com/index.html

インスタグラム https://www.instagram.com/miciamicio_neko/



「猫カフェみーちゃ・みーちょ」と猫たちについて教えてください!

Q:みーちゃ・みーちょさんに猫は何匹いますか?(あさ記者)

A:今は60匹ほどいます。


Q:どんな種類の猫がいるか教えてください。(こまっすー記者)

A:みんなペットショップのようなブランド猫ではなくて、お外で生まれた猫達です。いわゆる雑種なので種類は特にありません。ただ種類ではなくて毛色は黒猫や白猫、茶トラ、キジトラ等いろんな色の猫がいます。


Q:猫はそれぞれ何歳かわかりますか。どうやってわかりますか(あかり記者)

A:小さい時は体重でだいたい分かります。大人になったらお医者さんは歯の状態でだいたい何歳くらいかわかるみたいです。私にはわかりません。


Q:猫が引っかくことはありますか?かみますか?(さよ記者・ゆうた記者・あかり記者)

A:人間が猫の嫌がることをしなければ噛んだり引っかいたりすることはありません。嫌なことをされたら噛んだり引っかいたりします。皆さんも嫌なことをされたら怒りますよね?猫も同じです。


Q:みんないつ寝ていつ起きていますか?(こまっすー記者)

A:猫は1日20時間ほど寝るので、1日のほとんど寝ています。そして夜行性といって、人間と逆でお昼に寝て、夜活動する動物です。ただ、今は人間と一緒に生活しているので、人間の生活リズムと近くなっています。


Q:お店は13時から20時までやっているそうですが、猫たちは午前中は何をしていますか?(こまっすー記者)

A:「朝ごはんまだ~?」ってずっと騒いでいて、ご飯がきたら一生懸命食べて、お腹いっぱいになったら猫同士遊んだり寝たりしています。ちなみにご飯は赤ちゃんは2~3時間おき、子どもは1日3回、大きくなってきたら1日2回あげていて、成長とともに変わります。


Q:ここにいる猫はどこからどうやって来ているのですか?(保護猫?野良猫?)(全員)

A:お外で生まれて誰かに保護されて、当店に相談があって引き受ける場合と保健所に入れられたので助ける場合があります。


Q:卒業した猫は全員家が見つかったということですか?卒業した猫がまた野良猫になった時はありますか?(ゆうた記者)

A:引き取ってくれるお家が見つかったら卒業します。「ずっとのおうち」と呼んでいて、その子たちが死ぬまでずっと住めるおうちって意味です。絶対に外に出さないように、二度と野良猫にさせないようにお願いして渡してます。卒業した子が野良猫になることはありません。


Q:名前はどうやってつけますか?猫たちの名前は全員覚えていますか。(さよ記者・あさ記者・あかり記者)

A:もちろん全員覚えています。名前は毛の色だったり性格だったり見た目だったり、単なる思いつきだったりそれぞれです。

Q:50匹以上も世話するのは大変ですか。病気になったらどうしますか?どんなふうに大変か教えてください(さよ記者・あさ記者)

A:もちろん大変ですよ。ご飯は子猫用、少し大きくなった子猫用、大人用、大きい大人用と4種類作り分けて60匹分のご飯作って、いっぱいトイレも掃除して、それぞれの体調管理もして病気の子にはお薬飲ませたり病院に連れて行ったりしないといけません。


Q:病院に行くとき、猫たちをどうやって連れて行きますか?(さよ記者・あさ記者)

A:私の車で病院に行きます。


Q:猫の爪を切るときにどうしていますか?大変ですか?(こまっすー記者)

A:猫を抱っこして切ります。みんな爪切りは嫌いなので、大変です。


Q:猫のうんちをとるのは勇気がいりますか(あさ記者)

A:可愛い子達のうんちなので、まったく勇気はいりません。トイレの砂が臭いも取ってくれているので、そんなに臭いと思いません。おうちでお母さんに、自分が赤ちゃんの時にうんちを掃除するのに勇気がいったか聞いてみてくださいね。それと同じです。


Q:お風呂に入りますか?どうやって入れますか?(あかり記者)

A:みんなは体中に汗をかくと思いますが、猫は手足の肉球からしか汗をかきません。そしてお外に出ずにキレイなおうちにしかいませんので、体も汚れません。

そして猫はキレイ好きで自分で体を舐めていつも清潔にしているので、お風呂に入る必要はありません。


Q:生まれたばかりの子はどうやって育てますか?難しいですか?(こまっすー記者)

A:2~3時間おきにミルクを飲ませないといけません。夜中も起きてあげないといけないので、ほとんど寝れません。そしてミルクをあまり飲めない体の弱い子は亡くなってしまいます。元気に育つように祈りながらミルクをあげます。おうちでお母さんに、自分が赤ちゃんだった時にミルクあげるの大変(たいへん)だったか聞いてみてくださいね。


Q:それ以外に育てる大変なところを教えてください。(あかり記者)

A:猫はやんちゃなので、ふすまや障子を破ったり、ティッシュを散らかしたり大変です。ちゃんとご飯食べて、健康的なうんちしてくれていれば何も大変とは思いませんけど。皆さんも遊んだ後はきちんと後片付けをしてくださいね。


Q:猫スタッフを除いたスタッフは何人いますか(さよ記者・ゆうた記者)

A:店長の私と他スタッフ3人です。


Q:猫は大好きですか?猫はかわいいですか?どんなところがかわいいですか(あかり記者)

A:猫は大好きです。猫は可愛いです。見た目、なでなでした時の手わざり、ニャーっていう鳴き声、自分が甘えたい時にだけ寄ってくる距離感全部可愛いです。猫は可愛いと思いませんか?


Q:ここはオーナーさんが初めて出したお店ですか?お店を作ったきっかけを教えてください。(こまっすー記者)

A:初めてです。皆さんはお外で一人で生きていけますか?特に子猫はご飯食べたり、危険な車がビュンビュン走っていたり、お外で一人では生きていけません。保健所(分かるかな?)に入れられた猫は、1週間おうちが見つからなければ殺されてしまいます。人間が助けてあげないと死んでしまいます。

不幸な猫たちを少しでも助けたいと思ったからです。皆さんも困っている猫を助けてあげられる優しい大人になってくださいね。

質問にたくさん答えてくれた店長の前さん


みーちゃ・みーちょさんのホームページには、たくさんの猫たちの写真が名前とともに掲載されています。取材を通して、スタッフのみなさんが猫たちみんなにとても愛情を持って接しておられることが伝わってきました。猫たちのこともたくさん教えていただき、ご協力ありがとうございました!

あべの子ども記者クラブ

阿倍野区を中心に子どもたちが記者としてまちの情報を発信する活動です。

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